言われたら誰しもショックを受ける子供の悪魔の発言「ママ嫌い!」
いつも子供のことを考え、たくさんの時間を費やし・・・我が子の笑顔を守ることに必死なのに・・・ショック極まりないですよね。
でも「ママ嫌い!」の言葉や仕草の裏には、子供の心の成長が詰め込まれているんです!
そして、その言葉の受け取り方次第でさらに子供の成長へとつなげることができるのです!
「ママ嫌い!」と言い放つ子供への対処方法をお伝えしていきたいと思います。
実録!娘はママが嫌い!そんな非常事態の子供との関わり方とは?!
嫌われてると感じたら、少し距離を置いてみるのも○
自分の子育てを振り返るチャンス。無理に好かれようとせずに自分らしい子育てを!
ママじゃなきゃダメって子も沢山いる中で、パパがいいだとか、おばあちゃんがいいだとか・・・
ママが嫌われちゃうのは嫌だけど、子供がママじゃない人でも大丈夫って実はすごいこと。
子供はいろんな人が関わって、たくさんの感性の中で育てていくのがいいと言われています。
ママ嫌い=ママじゃなくても大丈夫ってことは、子供にとって、とてもいい環境なはずです!
娘が1歳を過ぎたときでした。
熱を出して保育園に行けない娘のために仕事を休み、夫を見送ろうとしたそのときです。
「パパにいってらっしゃいしようね〜」なんて玄関まで行くと、私に抱っこされた娘がパパを求めて、必死に腕を伸ばし、この世の終わりかってくらい泣き出しました。
もともと娘はパパのこと大好きっこ。
ご飯中に私が食べさせようとすると頑なに口を開けないのに、パパが食べさせようとするとニコニコで大きく口をあーんなんてことも。
こんな状況が度重なるに連れて、パパのことが大好きというよりも私(ママ)が娘に嫌われてるんだ・・・と気づかされていきました。
はじめのうちはショックでしたが、そんな状況が続くと、大人気なく「どうせ!ママのことは嫌いなんでしょ」なんて思っている自分もいました。
徐々に娘の子育ては私中心から夫中心にシフト。
そうすると、少し前と比べ、娘にべったりしている時間が減り、客観的に自分の子育てを振り返る
余裕すら生まれました。
1歳というと、少しずつ通じる言葉も増えてきて、ダメなものはダメ!と「しつけ」を意識し始めたり、活動の幅もぐんと広がり、好奇心と危険は常に隣り合わせにある状態。
危なくないように・・・怪我しないように・・・とあらかじめ予防線を張るあまり、娘にとって
私といる時間は息苦しいものになっていたのかもと気づくことができました。
しばらくするとママ嫌いの症状も落ち着いてきました。
子供の心の状態を知る意味で、嫌われる原因を探してみることは大切ですが、自分を責めすぎるのは
よくないです。
子供のママ嫌い!は今後の親子関係をより良いものにするための打開策。
今までの子育てを振り返ったら、あとは無理に好かれようとしないで、あなたらしい子育ての方法で関わっていけば大丈夫です。
嫌いという言葉に傷つくことも多々ありますが、子供が歩み寄ってきた時には決して突き放すことなく温かく迎え入れましょう。
そして、「ママはあなたのことが大好きよ」という気持ちを伝えていきましょう。
「ママ嫌い!!」を言い放つ3歳児の本音って⁈可愛すぎる理由がここに!
3歳児が言う「ママ嫌い!」の本音は嫌だったり、上手くいかなくて悔しい、悲しい・・・。
そんな嫌な気持ちの全てを「ママ嫌い!」で一瞬にして片付けているんです!
もはや「ママ嫌い!」は3歳児にとって魔法の言葉。
よくよく噛み砕いてみれば、ママに叱られて嫌だった・・・もっと遊びたかったのに・・・
思うように上手にできなくて悔しかった・・・
そんな気持ちを上手く言葉で言い表せず「ママ嫌い!」と一言で言い放っています。
まだ理由をつけて自分の気持ちを言葉で表現することなんてできません。
でも子供ながらにママに「きらい!」と言えば、ママは自分に向き合ってくれるって知っているんです。
そんな3歳児の言葉に傷ついている暇はありません。
そんな時は、ひたすら子供の気持ちを代弁してあげましょう!
・「〇〇ができなくて嫌だったの?こういう時は教えてとか一緒にやろうって言うんだよ」
・「ママが叱ったのはこういう理由なんだよ。
あなたのことが大切だから言うんだよ」など。
子供がママ嫌い!と言い放った前後の状況を思い出して、子供の気持ちに寄り添う姿勢を見せましょう。
子育て中の忙しさの中で、少々面倒な行為ではありますが、これができるようになると子供との関わりが楽になりますよ。
反抗期!?「ママなんて大嫌い!」そんな5歳児への関わり方
子育て方針がブレてはダメ!
その上で、きつい言葉を言われた人の気持ちについて考える機会を。
突然、ママ嫌いなんて言われたら、誰でも動揺します。
ましてや5歳。大人との会話も難なく成り立っています。
きっとちゃんとした理由があって「ママ嫌い!」と言う結論に至ったのではないかと受け止めてしまいます。
しかし、嫌われたくないからと言って、子供の言いなりになってしまうこと、子育て方針をコロコロ変えてしまうのは絶対NG!
子供の言い分も聞いて、話し合って折り合いをつけることが大切です。
また、嫌いという言葉の威力についても伝えていきたい時期でもあります。
「嫌い!」などキツイ言葉を言うことで相手を傷つけてしまう可能性があることを伝えていきたいです。
5歳と言うと小学校入学を見据えていきたいもの。
今まで幼稚園や保育園では大人の監視・保護のもと遊び、友達と関わりあってきました。
なので、多少乱暴な言葉のやり取りがあったとしても子供の発するキツイ言葉に大人が「そんなこと言わないよ」と諭す機会がたくさんありました。
しかし、小学生になると、今までよりもずっと大人の目は届かなくなります。
一歩間違えれば「いじめ」につながることだってあるのです。
ママ嫌い!なんて言われた時には、「ママは大好きなあなたにそんな風に言われて
とても悲しい・・・」と言うことを言葉・表情でしっかりと伝えましょう。
言われた相手がどんな気持ちになるのか親子で考えてみるいい機会です。
自分が言われて悲しい言葉は相手にも言ってはいけないと教えていけたらいいですね。
「ママ嫌い」は賢く受け取って子供の成長へ繋げよう!
・もしかして嫌われてる?と感じたら少し距離を置いて自分の子育てを客観視できると○
・ママ嫌いの一言に隠れている様々な思いを知って、代弁し、寄り添おう!
・「ママ嫌い!」に左右されて子育て方針、子供に対する態度をコロコロ変えるのは絶対NG!基本方針は絶対ブレないで!
・言葉の持つ威力を伝えて、言われた相手がどんな気持ちになるか考える機会を作ろう
子供の成長とともにつきまとう「ママ嫌い」。
本当にママが嫌いな子供なんていません。
「ママ嫌い」はママにだからこそ言える言葉であるとも思います。
それは子供が嫌いって言っても、ママは絶対に自分のことを嫌いになったりしないから。
また仲良くなれることを本能的に確信しているからこそ言える言葉なのではないでしょうか。
決していい言葉ではありませんが、子供の成長を感じて、その時々で上手に対応できたら、ママも子供もさらに成長して絆を深めるチャンスでもあります!
世の中のママさん!ママ嫌いなんて言葉に負けないで!