そうだったのか!1歳の子供が薬を飲まない原因!出来る工夫はある?

育児

一歳の薬の飲ませ方は工夫次第?!

1歳の子供への薬の飲ませ方として、
病院で処方されたもの・市販のものをそのまま用法に従って与えてみると、
飲んでくれないことがあったりしませんか?

なんとか無理やりでも飲ませたいとヤキモキしてしまいますが、
自力では解決できそうにないとき、
その原因を知って解決策を実践したいものですよね。

今回は、薬を飲むことを拒むお子さんへの対応について、
子供の年齢別にお話させていただきます。

1歳への薬の飲ませ方でおすすめの方法

1歳といえば、歯が生えはじめたり、
離乳食も完了期に差し掛かってきて、いよいよ赤ちゃんを卒業する頃ですよね。

そんな1歳には、マグの吸い口(ストロー)や
哺乳瓶タイプの飲み口に塗り込んでおくといった方法
も利用できます。

ほかにも、砕いて粉末状にした錠剤をほっぺたの内側に塗り込むようにして、
自然に飲み込ませるのもアリだとの声が少なくありませんでした。

少々、荒療治ではあるものの、確実に薬を服用させることができますからね。

なお、市販のものであれば、薬を混ぜて食べることを想定して作られたゼリーもあります。

味わいのラインナップもよくあるフルーツだけでなく、
チョコレート味が用意されており、抗生物質といったフルーツと合わせると
苦味が強くなりがちな薬であっても、問題なく混ぜて与えることができます。

ゼリーの85%が水分でできていますので、
同時に水を飲まなくてもスムースな服薬に使えるアイテムとして、
覚えておくと重宝しますよ。

一歳への粉薬の飲ませ方テクニックがすごい

1歳への薬の飲ませ方のなかでも、とくに苦労するのが、
粉薬を飲ませるときではありませんか?

粉薬は薬特有の苦味を舌で感じやすいだけでなく、
むせてしまったり、スムースに嚥下できないからです。

そこでおすすめしたいのが、なにかに混ぜる方法です。
ヨーグルトやアイスクリームは、味がまぎれるので、
お子さんも嫌がらずに服薬してくれます。

ほかにも、ココアやりんごやぶどうなどの
フルーツジュースに溶かしてしまう方法も使えます。

ただし、ジュースの種類によっては、逆に薬の味が際立ってしまい、
飲みにくくなってしまう場合がありますので、お気をつけくださいませ。

1歳半が薬を飲まないとき、使えるアレって?!

だいたいどのご家庭にも常備されていることの多い「ハチミツ」がじつは、
子供に薬を飲ませるとき、使えることをご存知ですか?!

ハチミツは、ボツリヌス中毒になる危険がありますので、
1才未満の乳児に与えることは、「禁忌」とされています。

ですが、すでに1歳半になっているお子さんであれば、
問題なく与えることができるわけです。

しかも、ハチミツの甘みは、
子供が大好きなホットケーキやスイーツを連想させてくれるものです。

そんな魅惑のハチミツに薬を混ぜてしまえば、
全く嫌がることもなく、むしろもっとちょうだい」と
パクパクと口に運んでくれることが期待できます。

2歳児への薬の飲ませ方、そのポイントとは?!

 2歳児になっても、まだまだお子さんは薬を飲んでくれないことがあります。

 そんなとき、服薬を強要したり、叱りつけてはいけません。

むしろ、薬を飲まなければならない理由や飲まないことで
理不尽な仕打ちを受けることが理解できていない子供に
そういった対応をしても、馬の耳に念仏となるだけでなく、
子供に対して不信感を与えてしまったり、
ストレスになってしまう可能性があるからです。

つまり、2歳への薬の飲ませ方として、
どういった方法を採ることが親として理にかなっており、
いかに自然に飲ませることができるのかといった
方法論を考えることの方が得策であると言えます。

たとえば、動き回る2歳児に対しては、
スプーンやスポイトで、「ゲーム感覚」で服薬させてみたり、
そのあと、ご褒美として「おやつ」をあげることを約束するというのも、
子供にとって「遊び」のように服薬できるので、
知らない間に飲んでくれていたりします。

また、早く溶けるようなチュアブルタイプの錠剤であれば、
ラムネのように噛んで飲ませることもできます。

さらに、チュアブルタイプのお薬は、
苦味を感じるようなものはほとんどありませんので、
お菓子感覚でお召し上がりいただけるのもうれしいポイントと言えそうです。

そのように、嫌がらずに服薬してくれるお子さんの姿を目にすれば、
きっとホッと胸をなでおろすことができると思いますよ。

2歳への粉薬の飲ませ方   

ただでさえ、2歳の子供への薬の飲ませ方で四苦八苦しているママさんは、
粉薬となるとさらにハードルが上がってしまうような気がしてしまいがちですよね?

でも、考え方によっては、粉薬だからこそ、食材に溶かしやすかったり、
オブラートに包んであげるといった方法を取ることができるので、
可能性が広がるとも言えます。

とはいえ、食事や温度のあるものに溶かすことによって、
薬の効果が薄れてしまう恐れがないわけではありません。

また、お子さんが食べ残してしまう懸念もあり、
その場合、必要な薬の容量を服用することができなくなり、
効果効能が見込めなくなってしまうかもしれません。

どうしてもカレーやスープといったものに溶かして服薬させたい方は、
事前に、医薬品メーカーの相談室やかかりつけ医、
薬局の薬剤師などに確認しておくようにすることが大切だと言えます。

3歳になっても薬を飲まないなら、ほめて飲ます! 

 2歳で薬を飲まないお子さんは珍しくありませんが、
3歳になってもいまだに薬嫌いな子供もいます。

というのも、子供は成長につれて、
日々味覚が変わっていくことが分かっているからです。

今まで飲めていたのに、突然同じ薬が飲めなくなってしまう子供もいるくらいです。

甘みや食材に混ぜることでごまかすことに加えて、
3歳の子供に対してであれば、ほめてあげることも効果的です。

「がんばったね、ちゃんと飲めたね」とママからほめられると、
うれしくなって、満足してくれるといった成功体験につながり、
また次も薬を飲もうと思ってくれるモチベーションを高めることができるからです。

まさに、「ほめて伸ばす」ならぬ「ほめて飲ます」作戦を実行するイメージです。

まとめ:一歳への薬の飲ませ方から見えてきた真実!薬嫌いは当たり前!

いかがでしたか?

今まで見てきたように、自分から好き好んで薬を飲んでくれる子供は、
一歳、一歳半、二歳、三歳といった年齢にかかわらず、
ほとんどいないことが見て取れます。

それもそのはず、子供はまだ味覚が発達していないことから、
有害なものを自分の身体に摂取しないよう、
「苦い・酸っぱい」といった味を受け付けないようにする
本能的な機能が備わっているためです。

ですから、もう少し大きくなってくれれば、
どうして薬を飲む必要があるのかといった理由を
理解することができるようになりますので、
苦くても頑張って飲んでくれるようになります。

それまでの間は、なるべくお子さんに苦痛を与えず、
服薬ができるよう、工夫してあげくださいね。

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