特別なダイエットをせずに自然と痩せることを期待するなら「母乳育児」です！
なぜなら、母乳をあげることで１日に約500kcalを消費すると言われているからです。
だからと言って、混合・完ミだったら痩せられないというわけではありませんのでご安心ください！
産後の体重が減らしたい!痩せないのはミルクのせい⁈
痩せない理由は、ミルクのせいだけではありません！
産後の体重が減らないことには理由があるんです。
それは、妊娠したことによる身体の変化です。
・妊娠すると子宮を守るために脂肪がつきやすくなる・ホルモンバランスの影響で、冷えや基礎代謝の低下が起こる
・骨盤が歪み、痩せにくくなる
・出産後の不規則な生活リズムと食生活で栄養バランスが崩れがち
赤ちゃんを守るためについた脂肪も出産後は必要ありません。
出来るだけ早くバイバイして元の体型に戻したいですよね。
しかし、出産に伴う身体の負傷は「交通事故レベル」とも言われています。
一見、健康そうで、出産前と何ら変わらないように見えますが、身体の中は、傷だらけでボロボロです。
ダイエットなんて始めて大丈夫なんでしょうか？
産後はどんなダイエットがあっているのか紹介します。
産後の体重なかなか減らない…完母、混合の場合、食事制限NG⁇ミルクならOK⁈
赤ちゃんに母乳を与えているのであれば、食事制限は好ましくありません。
赤ちゃんにダイレクトに伝わる母乳。
ママが痩せるために食事制限してしまっては、栄養不足の母乳を与えることになってしまいます。
産後の体重が減らない原因として、代謝が落ちていることに加えて、摂取カロリーがオーバーしている場合が多いのはご存知ですか？
授乳期間中、付加するエネルギーの量は１日に350kcal。
しかし、母乳をあげていると喉はカラカラ、常にお腹が空いている感覚に陥りますよね。
そこで手に取る食べ物、飲み物が高カロリーのものであると、どんどん消費カロリーよりも摂取カロリーの方が多くなってしまい、体重が減らないということになります。
授乳期間中は、赤ちゃんのお世話もあり、ダイエットに費やす時間も十分に取れないことが多いですよね。
消費カロリーは大きく変えられない時期だからこそ摂取カロリーを意識しつつ、食生活は赤ちゃんのためにも栄養のバランスを整えて、しっかり摂取するよう心がけましょう。
一方、完全ミルクで育児中の場合は、ママの食事が赤ちゃんに影響のないことから、食事制限も可能です。
しかしながら、赤ちゃんとの生活は昼夜なくお世話して、生活リズムがめちゃくちゃ。
常に寝不足状態で疲れやすいと感じる人も多いのではないでしょうか。
無理な食事制限は、体調を崩すきっかけとなる可能性もあります。
免疫力が下がると風邪をひきやすくなってしまったりしますよね。
ママが体調を崩してしまっては、家族も大変ですし、感染症などを赤ちゃんにうつしてしまうなんて、もっての外！
栄養バランスを考えながら、育児が成り立つくらいの食事制限にとどめておきましょう。
産後の体重を戻したい!完ミだったらいつから始める?ダイエット方法を徹底解説!
産後ダイエットは、授乳方法に関わらず出産直後から始められます！
もとの体型に戻すには、産後６ヶ月が勝負です！
とはいっても、焦りは禁物！
出産直後にガンガン腹筋などの筋トレをしたりジョギングしたり…というのはNG！
その時期その時期に合ったポイントがあるので紹介します。
・出産直後＝休息が重要な時期
「床上げ」という言葉があるように、産後１ヶ月間は無理をしないのが鉄則。
この時期にできること、それは「開いた骨盤を元に戻すこと」
骨盤ベルトの力を借りてもOK。
妊娠中に弱った靭帯や骨盤底筋を回復させるために産褥体操も効果的です。
産後１ヶ月健診までの間は、慣れない育児で疲れることも多いはず。
妊娠・出産による身体のダメージを回復させることを目的に十分な休息と骨盤のケアをしていきましょう。
・産後１ヶ月健診を過ぎたら＝少しずつ妊娠前の生活へ産後１ヶ月健診で医師や助産師さんから経過順調のお墨付きをもらえたら、少しずつ妊娠前の生活に戻していくようにしましょう。
産褥体操や骨盤ケアは引き続き行いながら、徐々にストレッチや簡単な運動を取り入れましょう。
慣れてきたら、スクワットや腹筋もいいですね。
産後３ヶ月頃までに定着するように、自分に合うメニューを見つけて、ゆっくりと少しずつ、行なっていきましょう。
・産後３ヶ月を過ぎたら＝継続は力なり！
産後ダイエットは、継続することで、より大きな効果が期待できます。
育児の合間で、なかなか時間を取ることが難しい時もあります。
無理なメニューを組むよりも隙間時間で、赤ちゃんと一緒に取り組めるようなトレーニングを見つけられるといいですね。
産後の体を戻すためにはトレーニングだけでなく食事の管理も必要となってきます。
母乳育児・混合・完全ミルクに関わらず、自分の基礎代謝量、普段の食事での摂取カロリーを把握することも重要です。
消費カロリーよりも摂取カロリーが上回っている状態では絶対に痩せることができません。
食生活の見直しと適度な運動を継続してママになっても美ボディを維持していきましょう！
